こんなお悩みないですか?黄色く厚くなったタコと痛い魚の目
今をさかのぼること二十数年前、毎日ハイヒールを履いて仕事をしていた私の右足裏の前足部(2趾と3趾の下)には黄色く分厚くなった角質(タコ=胼胝)とその中に白くとがった角質の芯(魚の目=鶏眼)が出来ていて、歩くたびに激痛が走っていました・・・
「こんなお困りないですか?」
足の形に合わない先の細いハイヒールは、足の変形にも繋がり、体重をのせている部分が圧迫・摩擦を受けて皮膚の防御反応が働き固く厚くなっていきます。又、特定のスポーツをされている方も同様に重心がかかっている箇所は角質が分厚くなっていることがあります。
タコは皮膚表面が固くなるだけなので痛みはほとんどない場合が多く、むしろ厚くなっている為感覚が鈍くなっています。また、厚く固い角質がべったりついていることにより、足の動きも悪くなります。厚くなった角質を取り除くと、本来の足の状態に戻り柔らかくなり動かしやすくなります。
一方、魚の目は足の骨がない一部分が皮膚の奥に深く固くなり芯が出来ます。状態によって固い・柔らかい・浅い・深い・粟粒のように何個も点々とあるも痛い・痛くないなどタイプがあります。魚の目が出来る原因もタコと同様と考えられます。
私の場合、ハイヒールが原因で足の前足部にばかり負担がかかりタコと魚の目が出来ていました。魚の目の芯を爪切りで切ってしのいだり、スピール膏を貼ってみたものの、足の裏に汗をかいて魚の目と違うきれいな皮膚がふやけてみたり、何より芯が深く固いのできれいに取れないのです。
もちろん皮膚科にも行きましたが、その時の先生は親身にはなっていただけずスピール膏を出されて終わってしまいました。
当店のお客様の中にも、あまりにも辛いので皮膚科でえぐってもらったけれど、その後の傷の痛みが酷くてしばらくまともに歩けなかったので、二度としない とおっしゃる方も多いです。「たかが魚の目 されど魚の目」
出来た経験がある方はこの痛み分かって頂けると思います。
その他に出来る箇所としては、趾(ゆび)の上や趾の間、かかとなど靴による摩擦や趾どおしがくっついてしまって出来てしまいます。爪の下にも出来ることがあります。毎日履いている靴や足の形、歩き方で出来たりなくなったりもします。当店に来店されるお客様の90%以上は女性です。デザイン重視で選んだ靴で足のトラブルを引き起こしての来店や、私のように若い時に好んではいていたヒールの靴により足の変形を引き起こしてのトラブルなどのご来店動機が多いように思います。
足を他人に見せることに抵抗はあるかもしれませんが、ケア終了後のご自身の足を見て触って歩くとまったく感覚や感触が違うので気持ちが晴れやかになりますよ。
悩んでいる方は是非勇気を出して「フットケアにお越し下さい!」